

倉敷えびす通商店街は、JR倉敷駅南口出口から阿智神社、倉敷美観地区へ向かう商店街通りの中にあります。 駅から300m程の距離で歩いて5分位の位置で、美観地区へも歩いて近く、ちょうど駅と美観地区の中間あたりになります。
かつてこのあたりは、昭和42年まで昔の町名が戎(えびす)町といわれ、えびす様の祠(ほこら)も近くにあったという事で、現在の「えびす通商店街」の名前となっています。
えびす様ロゴマークは街中至るところに見られますが、えびす様のマスコット石像も商店街に3体置かれており、道行く人の目を引いています。
商店街では、街路にベンチや「えびす文庫」と名前が付けられた、小さいお子さん向けの絵本文庫を設置したり、季節感溢れる手造りの折紙のタペストリーやお花を飾り付けたり、地元の高校生などと連携して書道の展示などを行なうなど、来街者に優しい商店街に努めています。
また毎月10日前後の土日に“十日えびす”という事で、倉敷産の甘酒、おしるこなどの無料サービス券を配布するお店があったりするなど、独自のサービスが商店街で行われています。
ファッション・雑貨の店舗が多く、街路は程良い道幅で、囲まれ感が強く親しみやすい雰囲気となっていて、美観地区を訪れる観光客にも楽しいショッピングストリートとなっています。
宇野港商店街は玉野市築港JR宇野駅から西に150m程のところにあります。県道22号線の築港銀座口信号より西へ120m、そこから南へ60m程のL字型のエリアが商店街となっています。
通りには かつてアーケードがありましたが、自然光を活かした明るい商店街を目指して平成20年末に改装され、現在は新しい街路灯とカラー舗装が商店街の目印となっています。
JR宇野駅は、四国と本州を行き来していた宇高連絡船との接続路線として賑わっており、平成22年には宇高連絡船運航と共に開業100周年を迎えています。
毎年5月に行われる「たまの・港フェスティバル」、7月の海の日に行われる「築港夜市」では、歩行者天国となった商店街でさまざまな催しものが開かれ、多くの人出で賑わいます。 街には市のコミュニティー施設「バウハウス」があり、イベント時には広いホール、駐車場広場が利用されています。
また「タブチくん」「ののちゃん」で有名な漫画家「いしいひさいち」さんの育った家が商店街にあった為、いしいひさいち展覧会が度々開かれています。
商店街では老舗の菓子屋、呉服屋、アート工房ほか生活雑貨、新旧の飲食店などが並びます。
目の前に、海のアートオブジェが点在し再開発が進む宇野港エリアがあり、四国の海の玄関口とつながる、歴史ある商店街です。
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