

本町3丁目商店街は津山市中心商店街にあり、アルネ津山から北西の位置、東西に延びる長さ110m程のアーケード商店街です。
東側は津山二番街、津山銀天街へと続き、西側は県道68号線に接しています。
通称バールドーリと呼ばれていますが、バール(Bar)とは、イタリア語で”喫茶・バーの店”の意味だそうです。
商店街には1999年にオープンした「バール横丁」という空き家を利用した集合店舗があります。
江戸時代後期の古い大きな酒屋の建物を生かし、部屋貸しの形式で開店希望者を募りました。
現在は13店がオープンしていて、1人の管理者で運営することで安価な賃料を実現しています。
現在の理事長は、津山市で活躍している「にぎわい商人(あきんど)隊」創始者のお一人で「全日本地ビールフェスタin津山」の開催に力を尽した方です。
街には「バール横丁」の他、やはり古い商家を改築した手作り雑貨屋、洋品店、花屋などがあり、どこか懐かしい昔ながらの雰囲気の商店街です。
和気駅前商店街はJR山陽本線和気駅の北出口周辺にあり、県道263号衣笠線、県道181号和気停車場線、及びアーケード通りなどの沿道に店舗が並ぶ商店街です。
この地域は、かつては吉井川を運航する高瀬舟の船着場として水運が栄えましたが、鉄道開通により和気駅が明治24年に開業され、駅周辺がにぎわいの中心となり、現在の駅前商店街が形成されてきました。
商店街では毎年4月末に「こいこい五月まつり」が、駅前と商店街アーケード下にて開催されています。大小2000匹の鯉のぼりが飾られ、踊りなどのイベントとともに、露店、木工教室、展示会などが催され多くの人で賑っています。また、毎年8月第一日曜日には、和気中央公民館前の特設ステージにて商店会主催の「音楽の夕べ」が開かれ、地元アマチュアバンド、吹奏楽団などか演奏を披露します。
商店街では、コミュニティー施設「きらり和気」があり、イベント、特売会などに利用されています。また和気中央公民館前には広い駐車場を準備し、買い物の利便性を高めています。
和気町は全国的には和気清麻呂の生誕地として有名であり、和気神社、藤公園、自然保護センターなどの観光名所も多く、県内や近畿地方を中心に各地から観光客を集めています。
商店街では、旅館、理容美容室、薬局、医院ほか多種店舗が並び、吉井川や金剛川、和気富士などの美しい自然に恵まれた環境にある、地元密着型の商店街となっています。
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