

今津屋橋商店会は津山市船頭町、小性町、京町あたりを中心とした商店街です。
津山駅から国道53号線沿いに進み、吉井川に架かる今津屋橋を越えてすぐの信号から北の京町交差点まで、南北道路の両側に120mの長さで店舗が並んでいます。
通りは「ごんご通り」として、平成8年に商店街の活性化を目的に整備が進められました。
県北初となる電線の地中化をはじめ、城下町津山の風情を醸し出すために、アーケードは江戸時代から明治時代の商家をイメージした、瓦屋根となまこ壁のものにつくり変えられました。
舗道には近くを流れる吉井川がテーマに取り入れられて、川の流れが石畳でデザインされ、吉井川に生息していたという伝説のある「ごんご」(カッパ)とともに、高瀬舟やカエルのモニュメント、石灯篭などが沿道に設置されています。
夏には、『ごんご祭り』が開催され、かっぱの姿をした踊り手など数千人が、歩行者天国となった通りを練り踊る盛大なお祭りが行なわれています。
商店街では、MIMA商店街が平成20年から始まっていて、空き店舗のシャッターを開けて大学生達が個性的なお店を出し、商店街を元気に楽しく盛り上げるイベントが行なわれています。
津山市街の南玄関口で、城下町の街並みやメインストリートの賑いを今に伝える商店街です。
城南商店街は津山市伏見町を中心とした商店街です。
津山城の南側に位置し、表門に近く、かつては宿屋、呉服雑貨などの商家で賑わった地域で、津山で初めて鈴蘭灯が並んだ街として有名でした。
旧出雲街道筋にあって、東へ行くと「城東町並み保存地区」へと通じ、西は京町商店街へと続きます。
伏見町は南側で吉井川の土手筋に沿って走る国道53号線へ接していて、その一角に当時としては画期的な試みであった大型スーパーの誘致により、大型店と商店街の連携による地域活性化を実現させました。
現在は新しい建物に建て替えられましたが、昭和53年12月に「城南ショッピングセンター」が完成しています。
老舗仕出し屋、おしゃれなブティック、美味しいケーキ屋、菓子や料理の地元材料を扱う粉屋など、隠れた魅力溢れる商店街となっています。
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