

表町南部商店街は、その名のとおり岡山市表町商店街の南側に位置し、北側に栄町商店街、南側に千日前商店街へと続き、東西に分けるかたちで西大寺町商店会と接しています。
かつての紙屋町商店街と西大寺町商店街の一部(西大寺町1組)が平成8年に合併してできた商店街です。
平成12年3月に完成した長さ118mの新アーケード゙は、天井が非常に高いアーチ型をしており、明るく柔らかい自然の日差しを広い街路に充分に取り込んでいます。
同時に改修されたサーカスドーム下には、昔からの懐かしい時計台が残されていて、広場はイベントなどに利用されています。
天井ドームに描かれた絵は地元の木下サーカスをイメージして描かれています。
表町南部商店街のコンセプトは”Street Gallerry 街はふれあいの舞台”です。
商店街では新旧のお店が並び、丸い店舗看板、丸い照明、至るところ曲線が多用されたアーケードは夜も美しい姿を見せています。
医大前商店街の通りはかつて「大学病院正門通り」といわれていました。
大正6年に岡山医学専門学校が現在の岡山市北区鹿田町に移転され、その周辺に呉服屋、下駄屋、傘屋、花屋などの店が集まり、商店街が出来てきました。
医大正門(岡山大学医学部)前から、北に400mほど一直線に延びた通りが現在の商店街エリアです。
南北入口のアーチ門、街路灯などは平成11年に新しく作り替えられたもので、花の模様が多用されています。
アイサン・タウン(愛が散々と降り注ぐ街の意)の名前がアーチ門に記されていて「花の香る賑いの街」がメインテーマとなっています。
街路灯ポール部分には植木鉢が飾れるよう工夫されています。
現在、約50の店舗数ですが、飲食店が多く、昼休みには近隣のサラリーマンが多く訪れます。
インドネシア、ネパール、バングラデシュなどの異国籍料理店が多いのも特徴で、地元スーパーなどと共に地域密着型で賑わう商店街となっています。
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