

津山一番街はJR津山駅からは北へ400m程の市街中央部にあり、鶴山通り京町交差点から西へ長さ200m程続くアーケード商店街で、かつての出雲街道筋に沿っています。
平成6年に付け替えられたアーケード入口には「ソシオ」のロゴが記され、現在商店街は「ソシオ一番街」といわれています。
名前は一般公募で選ばれたもので、ソシオとはイタリア語で「仲間」と云う意味です。
東にアルネ津山、西入口では今津屋橋商店街、京町商店街へと続きます。
ソシオ一番街では ①親しみやすく感じのいい商店街 ②きれいな商店街 ③高齢者にやさしい街?を街のコンセプトとしています。
県北では唯一「おかみさん会」が組織され、手作り教室、ハロウィン「子ども仮装大会」ほかさまざまな活動が認められ、平成12年に「おかみさん交流サミット」でおかみさん大賞を受賞しています。
毎月1日は、おかみさん会主催で「どえらいDAY」として特価販売の日が設けられており、人気を博しています。
「全日本地ビールフェスタin津山」は集客力のある定着したイベントとなっていて、県外からの来客もあり、大きな賑わい創出を実現しています。その他イベントとして、年2回開催の「ガレージセール」、「スイーツフェスタ」、「まちなかクリスマス」、「歳の市」など年間を通じて数多く行なわれています。
美作大学の学生達による空き店舗での「MIMA商店街」の開催、津山商業高校生の職場体験としての露地販売など、地域学生との交流も多く、コミュニティー施設「まちなかサロン再々」「ラビリント広場」が商店街にあって、展示、イベントなどが行なわれているなど、市民の活気あるコミュニティーの場として商店街が利用されています。
ソシオ一番街は新旧商店が渾然一体となり、活気を感じる津山市のメイン商店街となっています。
和気駅前商店街はJR山陽本線和気駅の北出口周辺にあり、県道263号衣笠線、県道181号和気停車場線、及びアーケード通りなどの沿道に店舗が並ぶ商店街です。
この地域は、かつては吉井川を運航する高瀬舟の船着場として水運が栄えましたが、鉄道開通により和気駅が明治24年に開業され、駅周辺がにぎわいの中心となり、現在の駅前商店街が形成されてきました。
商店街では毎年4月末に「こいこい五月まつり」が、駅前と商店街アーケード下にて開催されています。大小2000匹の鯉のぼりが飾られ、踊りなどのイベントとともに、露店、木工教室、展示会などが催され多くの人で賑っています。また、毎年8月第一日曜日には、和気中央公民館前の特設ステージにて商店会主催の「音楽の夕べ」が開かれ、地元アマチュアバンド、吹奏楽団などか演奏を披露します。
商店街では、コミュニティー施設「きらり和気」があり、イベント、特売会などに利用されています。また和気中央公民館前には広い駐車場を準備し、買い物の利便性を高めています。
和気町は全国的には和気清麻呂の生誕地として有名であり、和気神社、藤公園、自然保護センターなどの観光名所も多く、県内や近畿地方を中心に各地から観光客を集めています。
商店街では、旅館、理容美容室、薬局、医院ほか多種店舗が並び、吉井川や金剛川、和気富士などの美しい自然に恵まれた環境にある、地元密着型の商店街となっています。
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