

医大前商店街の通りはかつて「大学病院正門通り」といわれていました。
大正6年に岡山医学専門学校が現在の岡山市北区鹿田町に移転され、その周辺に呉服屋、下駄屋、傘屋、花屋などの店が集まり、商店街が出来てきました。
医大正門(岡山大学医学部)前から、北に400mほど一直線に延びた通りが現在の商店街エリアです。
南北入口のアーチ門、街路灯などは平成11年に新しく作り替えられたもので、花の模様が多用されています。
アイサン・タウン(愛が散々と降り注ぐ街の意)の名前がアーチ門に記されていて「花の香る賑いの街」がメインテーマとなっています。
街路灯ポール部分には植木鉢が飾れるよう工夫されています。
現在、約50の店舗数ですが、飲食店が多く、昼休みには近隣のサラリーマンが多く訪れます。
インドネシア、ネパール、バングラデシュなどの異国籍料理店が多いのも特徴で、地元スーパーなどと共に地域密着型で賑わう商店街となっています。
一番街商店街はJR倉敷駅から近く、駅前を横に走る国道429号線の向かい側に位置しています。
JR倉敷駅からは、駅南口出口2階から右方の陸橋を渡り、階段を下りたところに商店街アーケードの入口があり、南へ300m程延びる通りが商店街エリアとなります。通りの南側、商店街を抜けたところでは、倉敷用水に掛かる川西橋があり、渡って少し歩いたあたりを左へ向かうと倉敷美観地区へと至ります。
このあたりは、昭和30年代から衣料品問屋が軒を連ね、通りの北側には「千秋座」の芝居小屋もあり、見物客など多くの人が行きかう商店街通りでした。
現在のアーケードは昭和44年につくられたもので、アーケード下には街の象徴として、地元のジーンズ生地で作られた「一番街」のロゴが入った「のれん」が吊るされています。
商店街では、一角に「ふれあい広場」が設置され、無償でギャラリーなどの展示場として提供しています。
人気の花屋、古くから商いを営む酒屋、すし屋、時計屋などが並び、駅が近くて利便性が良く、夜は飲食店のお客さんなどで賑わっています。
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