

新西大寺町商店街は、岡山市表町商店街のなかでは南西に位置し、国道53号線柳川電車筋のアーケード西入口から東へ180m程延びる通りで、西大寺町商店街へと続いています。
この辺りは西大寺町商店街とは異なり、江戸時代は 武家地 だった所で、商業地となったのは明治時代になってからのことですが、 西大寺町、千日前と共に岡山を代表する繁華街として栄えるようになりました。
商店街では、平成10年にアーケード面から少しセットバックした位置に再開発マンションが建設され、商店街は自然光あふれる通りとなりました。
1階には店舗が入り、2階には市の施設である男女共同参画社会推進センター「さんかく岡山」が平成12年にオープンしています。 また同年、商店街の入口付近に、現在は市民サークルなどによる活動の基幹場所となっている「三丁目劇場」もオープンしています。
商店街では毎週木曜日に、アーケード下に各地域からの食料品、衣料、雑貨、植木などの露店が並ぶ「木曜市」が開かれ、買い物客で賑います。 当日は、買い物ポイントの上乗せや、各店独自のサービスを限定して行なうなど、来店されるお客様に喜んで頂けるよう工夫がなされています。
洋品店、楽器店、食事処、パン屋などの老舗が多く、夜には居酒屋、スポーツバーなども賑わう、駐車場や電車停留場が近くて利便性の良い、歴史のある商店街です。
備前片上は江戸時代、旧山陽道沿いの本陣・脇本陣がある宿場町として栄えてきました。
伊部で焼かれた備前焼の積み出し港としても、津山街道への追分[街道の分岐点]としても、重要な陸海交通の要衝として発展してきました。
かつてはここを南拠点として、県北の柵原町(現・美咲町)へ至る片上鉄道が走っていましたが、1991年に廃線となり、現在は吉ヶ原までの全長約36kmがサイクリングロード「片鉄ロマン街道」として整備され、その道筋には鉄道跡の遺構を見る事ができます。
片上商店街は、JR赤穂線西片上駅から南へ徒歩で数分の距離にあり、JR赤穂線、国道2号線と並行に通る旧山陽道沿いの、北東から南西へ400m程の長さの商店街です。
振興協同組合は東から福原、北の町、市中の3つの商店会から構成されています。
昭和44年頃つくられたアーケードは、現在は一部のみを残して撤去され、残されたアーケード内の舗道はレンガ敷き、それ例外は歩行者に安全なカラー舗装が施されています。
商店街には、お年寄りが休憩できる「ふれあい広場」があり、お雛様を飾ったり、絵画展や踊りの教室を開いたりできる施設としても活用されています。
また、空き店舗跡を商店街の駐車場にして一角を「障害者用トイレ」にするなど、来街者にやさしい街づくりをめざしています。
毎年行なわれる7月下旬の夏の土曜夜市では、宝探しのイベントが人気となっていて、地元の多くの人が参加しています。
商店街アーケード内でハズレ券と当たり券を大量に路上にばら撒く独特の方法で、当たりが1600本と多く、豪華な賞品が準備されているそうです。
現在組合員数34で、歴史ある旅館、県内各地に店を展開する人気のケーキ屋さんの本店などがありますが、少し足を延ばせば静かな入り江が見える立地にある、歴史ある地元密着型の商店街です。
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