

中之町商店街は、岡山市表町商店街の中で天満屋のすぐ北側に位置し、シンフォニーホールへと続く約150mの商店街です。
商店街の北側入口付近には、バルーンで作った縦横4m程のチューリップのオブジェがアーケード゙天井から吊るされ、街の目印となっていて、2~3年に一度、そのバルーンは、色を変えて付け替えられています。
またチューリップは、『オランダおいね』に由来し、江戸時代に始まるオランダとのつながりをイメージしたもので、表町商店街全体のシンボルマークとなっています。
商店街の南側入口は、東に岡山県庁方面、西にロッツ、クレドに延びる道路に接していて、休日には多くの人が商店街を訪れます。
中之町商店街はファッション関係の店舗が多く、年に数回、季節の変わり目にアパレル関係の20店舗程が参加するイベント 『中之町しゃれとロード』 が行われています。
街路中央に、中之町の端から端まで敷かれたレッドカーペットの上にマネキンが約60体、コーディネートされた和洋服がボリュームいっぱい展示され、来街者の話題になっています。
新西大寺町商店街は、岡山市表町商店街のなかでは南西に位置し、国道53号線柳川電車筋のアーケード西入口から東へ180m程延びる通りで、西大寺町商店街へと続いています。
この辺りは西大寺町商店街とは異なり、江戸時代は 武家地 だった所で、商業地となったのは明治時代になってからのことですが、 西大寺町、千日前と共に岡山を代表する繁華街として栄えるようになりました。
商店街では、平成10年にアーケード面から少しセットバックした位置に再開発マンションが建設され、商店街は自然光あふれる通りとなりました。
1階には店舗が入り、2階には市の施設である男女共同参画社会推進センター「さんかく岡山」が平成12年にオープンしています。 また同年、商店街の入口付近に、現在は市民サークルなどによる活動の基幹場所となっている「三丁目劇場」もオープンしています。
商店街では毎週木曜日に、アーケード下に各地域からの食料品、衣料、雑貨、植木などの露店が並ぶ「木曜市」が開かれ、買い物客で賑います。 当日は、買い物ポイントの上乗せや、各店独自のサービスを限定して行なうなど、来店されるお客様に喜んで頂けるよう工夫がなされています。
洋品店、楽器店、食事処、パン屋などの老舗が多く、夜には居酒屋、スポーツバーなども賑わう、駐車場や電車停留場が近くて利便性の良い、歴史のある商店街です。
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