

西大寺門前町商店会は岡山市東区西大寺地区にあり『西大寺会陽(はだか祭り)』で有名な吉井川沿いの西大寺観音院の仁王門付近に位置しています。
西大寺は江戸時代以前から、門前町であると同時に県北と関西方面をつなぐ川港として栄えました。物資集散地として問屋が栄え、現在の岡山市表町商店街エリアへ多くの商家が進出しています。
戦国大名宇喜多直家が西大寺から岡山へ呼び寄せたもので、岡山市の西大寺町(現在の住所は表町)の町名はここからきています。
観音院付近の商店街沿いには大正時代のモルタル洋風看板建築がみられ、江戸末期から明治にかけて建てられた、漆喰塗り込め・なまこ壁の商家も点在するため、門前町商店会に続く五福通り商店街は、映画『ALWAYS三丁目の夕日』の舞台となりました。
門前町商店会でも、玩具屋、駄菓子屋など古くから商いが続く商店が点在していて、現在、この地区は美しい街並みを保存すべく、「町並み保存」の援助金などを活用しながら、街の環境を良いまま後世に伝えられるよう取り組んでいます。
カラー舗装された歩きやすい道路、和風屋根をイメージした街路灯が配されたレトロな雰囲気の商店街は7月『夏まつり西大寺』、2月『西大寺会陽』などの時期、多くの人出で賑わいます。
西奉還町商店会はJR岡山駅西口から北へ歩いて10分程のところ、東西に400m程続く通りの商店街で、東で奉還町商店街へと続きます
奉還町の名前は、明治維新の頃、武士達が退職金である“奉還金”を元に、旧山陽道沿いのこの地で商売を始めたのがいわれとなっています。
西奉還町商店会では県下でも珍しい期限なしのスタンプカード「ももたろうカード」が発行されています。街の中ほどにはコミュニティー施設「わいわい広場」があり、公衆トイレ・ベンチなどが準備され、来街者の休憩場所として利用されています。ここは、さまざまなイベントのメイン会場としても利用され、毎月第三土曜日の売り出しイベントでは、魚の解体ショー、うどん販売、「ももたろうカード」利用者へのディナー招待抽選などが行なわれることがあり、手作りのポスターと共に賑いを演出しています。
日常の最寄品のお店が多い地元密着型の商店街ですが、他では見られない個性的な物を作ったり販売したりしている店が多いのも特徴で、初めての来街者には興味が尽きない通りとなっています。
東側はインターロッキング敷き、西側はカラー舗装された街路となっていますが、カラー舗装には小川の流れ、蝶の姿がデザインされ、夜にはレトロな街路灯に照らされてキラキラと輝く様子が印象的な商店街です。
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