

高梁市の市街地は高梁川沿いにあり、周囲を山に囲まれ、北に歴史的町並み保存地区がある趣きのある街で、映画『男はつらいよ』のロケ地にも2度選ばれ、最近では『県庁の星』、『バッテリー』などのロケ地にも選ばれています。
かつては備中松山城の城下町として栄え、高梁川を運航する高瀬舟の通航と荷物にかかる2つの税により藩の財政は潤い、河岸問屋などが発達しまた。
高瀬舟は昭和3年、現在のJR伯備線全線開通まで大いに利用され、この地域の発展に貢献しています。
高梁栄町商店街はJR備中高梁駅前通り100m程のところにある信号から、右手に300m北に向かって続くアーケード商店街です。
商店街では、地域との交流を深める催しの場を多く準備しています。
毎月1回土曜の午後、子供達を対象にギャラリーで開催する「手作り遊び教室」は地元の大学生の応援を受けて開催されています。
地域で夢のある子育てを目指す年1回のイベント、「わくわく子供フェスタ」は、道路を歩行者天国にして行なわれます。
また高齢者・障害者・児童・住民のふれあいのサロン、「まちかど広場」が平成16年にオープンされました。
空き店舗を利用した「高校生専用の展示サロン」は、高校生のチャレンジショップにも利用されています。
また、ボックス型フリーマーケットを行なう「ラーデン広場」があるなど、コミュニティづくりに役立つ施設を地域に提供しています。
四方を美しい山並みに囲まれた環境にあり、地域の人々と交流するイベントが絶えず行なわれていて、人にやさしい地域密着型の商店街となっています。
和気駅前商店街はJR山陽本線和気駅の北出口周辺にあり、県道263号衣笠線、県道181号和気停車場線、及びアーケード通りなどの沿道に店舗が並ぶ商店街です。
この地域は、かつては吉井川を運航する高瀬舟の船着場として水運が栄えましたが、鉄道開通により和気駅が明治24年に開業され、駅周辺がにぎわいの中心となり、現在の駅前商店街が形成されてきました。
商店街では毎年4月末に「こいこい五月まつり」が、駅前と商店街アーケード下にて開催されています。大小2000匹の鯉のぼりが飾られ、踊りなどのイベントとともに、露店、木工教室、展示会などが催され多くの人で賑っています。また、毎年8月第一日曜日には、和気中央公民館前の特設ステージにて商店会主催の「音楽の夕べ」が開かれ、地元アマチュアバンド、吹奏楽団などか演奏を披露します。
商店街では、コミュニティー施設「きらり和気」があり、イベント、特売会などに利用されています。また和気中央公民館前には広い駐車場を準備し、買い物の利便性を高めています。
和気町は全国的には和気清麻呂の生誕地として有名であり、和気神社、藤公園、自然保護センターなどの観光名所も多く、県内や近畿地方を中心に各地から観光客を集めています。
商店街では、旅館、理容美容室、薬局、医院ほか多種店舗が並び、吉井川や金剛川、和気富士などの美しい自然に恵まれた環境にある、地元密着型の商店街となっています。
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